沙羅 : 蓮 : 華 / 6月の頃 : その4
あんたって…
先日、久方ぶりに会った母親に、
『あんたって、そんなに猫の事が好きだったけ???』などと云われ、
『いや、子供の頃から、僕、猫大好きでしたよ。ほら、大宮に住んでいた頃の、はす向かいの斎藤さんの家に、白と黒が混じった猫がいたでしょ…』
『ずっと可愛がっていたその猫に、ある日、僕がさきイカを食べさせていたら、「猫にイカを食べさせるんじゃ無い!! 腰を抜かすよ!!!」と、そうお母さんは僕に怒った事があるのですが、覚えていませんか???』。。。
母親 : 『いや、全く覚えて、、、、、ない……』。
息子にとっては、幼少の頃の母親との、実に心に残る大切な想い出の一つなのでありますが、、、
親子とは云え、大概は、そんなもんです。。。