モモちゃん、ありがとう。

沙羅、蓮、華

昨年、2015年11月21日 (土曜日) 午後12 : 27頃、私共の間で15年共に過ごした最愛の娘 : モモが旅立ちました。モモは本当によく出来た娘でありました。生まれつき病弱であり、2回も開腹手術を受け、15年の彼女の人生の半分位の月日は、ずっとステロイド剤を飲み続けておりした。また忘れもしない2013年12月24日には、とうとう掛り付けの獣医さんより余命:1週間を告げられてしまいましたが、それからモモは実に2年間近くも頑張ってくれました。

そんなモモが居なくなってからと云うもの、お恥ずかしながら、父親であります私の落ち込みは酷く、またもう一人のお兄ちゃんネコ : フーも私に輪を掛けた具合に、すっかり元気を失っておりました。そんな私達の落ち込む様を周囲の方々は大層心配をして下さり、新しい家族を迎えたらどうかとの進言を多々戴いておりましたが、私としては、当分の間、モモの想い出の中で過ごし、旅立ったモモの事をひたすら弔っていたいと思っていたのですが、事態は、実に、全く予想だにしなかった展開を迎え、モモが居なくなってから55日目の2016.1/14、沙羅と云う子猫が我が家にやって来ました。

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沙羅は、ソマリのブルーでありまして、以前より、もし今度ネコを飼う事があったとしたら、絶対にソマリのブルーの女の子が良いと決めてはおりましたが、ソマリのブルーはその個体数が少なく、よほど運が良くなければお迎えをする事は叶わない訳でありまして、ですので、それは私共に取って単なる夢のお話でありました。

沙羅の存在を知ったのは、沙羅を家に連れて帰ったその日の午前中でした。ソマリで、ブルーで、女の子で、しかも、沙羅はモモが亡くなった次の日に生まれており… そんな訳で沙羅を迎える事に関し、よくよく考える必要はもうそこには無く、むしろ、これで、これから先も、モモの命を繋げる事が出来るなどと、そんな風に未来への『希望』を強く持つ事が出来、また自分はなんて幸せ者なのだろうかと、そう思った次第でもあります。そして、モモが居なくなってからと云うもの、不思議な出来事や、とても偶然とは思えない様な事が多々ありまして、沙羅の事を知った瞬間は、これもすっかりモモの策略であると、私はそう直感しました。

モモが幼かった頃、私は全くカメラなどは手にしておらず、そんな訳で、モモやフーの子猫の頃の写真は殆ど持っておりません。ですので、モモの為にも、沙羅や、これから我が家にやって来るネコ達の写真をたくさん撮ってやろうと、そう思っています。そして、そんな彼女達の姿を残すべく、モモが居なくなって85日目の本日、こちらのブログを始めました。因に、本日は、私の誕生日。その5日程前の2月8日、沙羅の妹:[華] が我が家にやって来まして、さらに本日、これからですが、もう一人 : [蓮] と云う名の女の子が来る予定となっています。結果、どの子も、皆、同じ1本の糸で繋がっておりまして、その糸のたもとでちょこんと座っているのは紛れも無くモモ。モモが居なくなり、人生の中であれほど哀しい想いをした事はありませんでしたが、その何倍もの喜びや希望を、モモは私共に届けてくれた訳でありまして…

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モモ、ありがとう。。。

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