2016.10/13 : 本日の華。
退院から2日目
生後10ヶ月目の華。まだ、全然若い。
昨晩の頃より、特にご飯の時など、自ら体を起こす様になった。
20代の前半、看護士として働いていた経験のある僕からすると、
脊髄に損傷を来してしまった場合、それこそ半年程の間は、
ベットマットの間に硬い板を入れ、何がなんでも背骨は絶対に動かすまじが、
定説であったので、そんな華の行動にはもの凄く肝を冷やす。
動物と人間の違いなのであろうか…
受傷してしまった傷からの痛みは、有り難い事に華には無いらしい。
今日は、午後2:00頃、かかりつけの動物病院の医院長先生が往診に来て下すった。
昨晩と同じく、抗生物質とステロイド剤を注射して頂いた。
休み明け、諸々の郵便物や請求書、納品書の類で、レイコの机は埋め尽くされてしまった。
こんな状況下なので、当分の間、レイコは会社には行けない。
事務処理の事は全てレイコに任せているので、対処をしてやりたくても、
何をどうすれば良いのか全く分からず、レイコには申し訳無いのだが、
そのままにして退社した。
本日は、車の入れ替えの日でもあり、諸々の都合上、電車で帰宅となった。
一人で電車に乗って帰宅。。。これも、本日が初めての経験となった。
PM20:40頃の電車は、非常に混んでいて、少々面食らってしまった。
モモが亡くなった時も、同じ様な事を思ったが、ギューギュー詰めの車内。
この自分が今立っている車内の半径3メートル以内におられる方々の、
きっと多くの方々は、例えば身内やペットの『死』をご経験されておられるであろう。
それでもお疲れの中、整然とされておられる日本人の姿を見ると、
何とも、頼もしくも思え、且つ、その苦しみや悲しみを、皆んなで共有しましょうよ!!
と、そんな事を、大声で叫びたい衝動に駆られてしまった。
そうなんだ、それでも、みんな、頑張っている。。。。。