フー / 6月の頃
長い付き合いになりました・・・
フーが私共の所にやって来たのは2000年の11月後半。あれから、もう16年も経ちます。。。全くその気などは無かった新宿にあるペットショップ。その店の扉を開けた瞬間、目に飛び込んで来たのがフーでありまして、ゲージの中のとまり木みいなヤツに掴っていた後ろ姿と、何よりもご自慢の長くて太い尻尾の美しかった事が今でも忘れる事が出来ません。
ソマリと云う、ネコの種類を知ったのもその時が初めてありまして、その1時間後、フーは新しい住処に向かう為、私の車の中におりました。
天真爛漫とはフーの為にある様な言葉でありまして、大人しく、更には優しく、また男らしく。私共に、ネコと暮らす事がこんなにも愉快な事であるかを教えてくれたのは、まさにフーです。
フーが我が家に来てくれた事により、その約1ヶ月後、モモがひょっこりとやって来まして、そして、その15年後、沙羅、華、蓮がやって来ました。そんなフーでありますが、さすがに歳を取り最近では週2回の病院通いが欠かせなくなりました。が、それでも相変わらずの優しい性格のまま、いつでも私共の側に居てくれています。
穏やかで、安らかな時間をフーに過ごさせる事が只今目下の私共の命題。良くできた息子と巡り会う事が出来、フーと共に過ごした多くの時間は、私共に取っての人生の最大の宝となりました。