フーとママ… 2017.2/20の出来事

風と書いて “フー” と読む

2017.2/20 AM7:20頃、フーが亡くなりました。享年 : 16歳と9ヶ月。心臓の鼓動が徐々に弱くなり、フーは、ママの腕の中で静かに息を引き取りました。そして、その時、一瞬でしたが、微風が、かすかに僕の頬をかすめた様な、そんな感覚がありました。

フーに取っても、体力的にかなりしんどかったんでしょう。明るく天真爛漫な性格のフーでしたが、最後の頃の表情は非常に険しい状態が続いておりした。が、いよいよママの腕の中で、その命をまっとうしようとした時のフーの顔は、さっきまでの厳しさが消え去り、幼かった頃のフーの顔に戻っておりました。

モモの時は、それこそ、その1秒1分の過ぎて行くのが、痛くて、ただただ悲しいばかりでありましたが、フーの場合は、どうにも違います。亡くなって、荼毘に付したその翌日の朝など、昨日の事を思い返すとそれが遠い昔の事に思えて仕方無く、また本日などは、フーが亡くなってから、未だ10日目だと云うのに、あの日の朝の事は、本当に何年も何年も前の出来事の様に思えます。。。

私共夫婦にとって、とても大切にしていたモノが無くなってしまった事。更に、確実に何かが終わってしまった事を感じています。心にポッカリと大きな穴が開いてしまった… とは、まさにこんな気持ちの事を云うのだろうと。。。

男同士、と云う点も、モモとは違うのでしょうね。モモの時は、かなり長い間、毎日、下を向いては泣いてばかりでありましたが、最近は、気が付くと、空を見上げている事が多く。。。そして、そこには、モモと一緒に元気に走り回るフーの姿を想像してしまうんです。

そして、ここで生きてくる『モモの策略』。。。荼毘に付し、家に戻ると、3姉妹の神妙な顔。私達、二人とも、それは思い切り悲しい気持ちではありましたが、彼女達の顔を見ておりますと、自然に笑みが溢れて来くる訳でありまして…

私達の人生の中で、フーとモモと共に暮らせる時間が存在をしたと云う事は、それは限りない喜びであり、まさに宝物です。本当に良い猫に恵まれた私達は幸せ者です。何かが終わってはしまいましたが、これからはこの3姉妹と共に新たなスタート切ろうと、そう思っておりまして…

facebookなどを通じまして、今まで、フーにたくさんの暖かかいコメントを頂戴致しました。皆さん、大変お世話になりました。そして、本当にありがとうございました。

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