華の大怪我の事
完全に、親の不注意です… 華をとんでも無い目に合わせてしまいました
先日の10/9 (日) の午後20:40分頃、、、キッチンから2つの悲鳴が同時に僕の耳に届きました。一つは、レイコからのとんでも無い事が起こってしまったかを、瞬時に僕に知らしめたる為の悲鳴。。。。。。。そして、もう一つは、華が放った華の生死に関わる悲鳴…………
キッチンで夕食の支度をしていたその時、ほんの僅か、時間にして1秒なんて無ったはずですが、レイコがほんの瞬間、そこから目を離した隙に、キッチンの上でママの仕事ぶりを見ていた華は、その時ママが使っていた割り箸をくわえたまま飛び降りてしまい、それが華の喉の、そしてその先にある、小脳、あるいは延髄、または脊髄に刺さってしまいました。
白いキッチンの床で体を小刻みに震わす華の姿、その華の口より悲鳴を上げながら、刺さってしまった割り箸を、それこそ震えながら抜き取ろうとするレイコ。その二つの影を見下ろしていた、あの晩の、地獄とも云える光景は、生涯忘れる事は出来ないでしょう。
自宅から車で20分ほどの距離にある動物専門の緊急病院に向かう中、ハンドルを握りながら僕はずっと華の名前を叫んでいました。
脊髄損傷。。。その部位や、損傷の規模は、未だ確定する事が出来ていないのですが、結果、つい二日前までは、元気に家の中を走り回っていた華の姿はもうここには無く、両手と両足がなんともならないままの姿で、華は、昨晩、家に戻って来ました。
一瞬にして、全てが変わってしまった事が解せなく。またそんな変化の状況を受け入れる事なんて出来る訳が無く。。。
受傷後二日目、家に戻った華は、なんとも安堵の表情を彼女は浮かべておりまして、そんな華の姿を見つつ僕達も少しはホッとした気持ちになれたのですが、それでも、華の為にケージを組み立てていると、自然と涙がボロボロと溢れて来てしまいまして… 何故なら、このケージは華達が幼かった頃、家の環境に慣れさせる為に買ったケージであって、まさか、こんな事の為に使うなんて、夢にも思っていなかったものですから。。。
この二日間、不謹慎かも知れませんが、僕は家長として、きっと今後、自身の体の事なんて決して顧みないであろうレイコの身を案じ、また、華の今後の事を考えた時、最悪の場合、華を安楽死させなくてはならない事を覚悟した時もありました。が、こうして家に戻って来た華の、愛くるしい瞳を見ていると、そんな考えは一瞬にして吹き飛びまして…..
怪我による感染症の事も含め、まだまだ予断の許さぬ状況が続きますが、今はもう、華の為に全力を尽くす以外に道は無く… とにかく、そんな覚悟を致しました。